SSブログ

宣材写真の撮影中の世間話(ITからアニメまで) [雑記]

宣材写真の撮影については、前後の日記をご覧下さい。

撮影中、お客様といろんな話をしています。マスコミ業界は長く、知人も多いので、かなりいろんな話が出来ます。IT業界でエンジニアもしていたので、パソコンの修理や復旧も出来ますし、Googleのアルゴリズム改変も常に意識してBlogを書いています。言語学の学会にも行くので、いろいろ専門的な話も出来ます。

写真だけのカメラマンとは経歴が違います。

うちのお客様には声優志願者や声優さん、アイドル志願者、子役さん、ダンサーさんが多かったり、去年はアニメの制作会社の関係者イベントで演者さんの撮影をしたり、いろいろ影響されて、アニメやPVを勉強と楽しみを兼ねて観るようになりました(言い訳w)。

私は、アニオタ、ハロオタ、声優さんに、話題豊富に対応できるカメラマンです(笑)

「アニソンを聴いてて、KOTOKOさんと川田まみさんが一緒に流れてきて、どちらも好きですが未だに一瞬混乱するんですよ」とか、「友達にいろいろ歌詞を送りつけていたら、いつの間にかオタになって、とうとう中野サンプラザで同じステージに載ってて、メンバーのBlogにまで載ってたんですよ」とか。。。

アニメは最近なに観たかなあ、「ダンまち」「狼と香辛料」「ガルパン劇場版(今週末、初日舞台挨拶で観ます。明日の前夜祭も行く!)」。。。

一方、ギャルモデルブームは各誌の廃刊とともに去ったので、ギャルモデル志願者は減り、CMモデル、パーツモデルなどのプロのモデルさんが多く撮影に来ます。髪が崩れるのでお勧めしませんが、要望で髪を浮かすこともあります(上半身撮影のときに限る)。実はサーキュレーターより扇風機のほうが羽が大きいので髪が浮きやすいです。広告の現場で使う工業用ブロアーは工事現場並みに騒音すごいので使いません。

そうそう、平成19年の行政のポスターにうちのバイトの学生を9人載せたんですが、うち2名は某有名ファッション誌の読者モデルで、ひとりは2誌、ひとりは高校生向きの1誌に出ていました。読者モデルの事務所なんてものはなくて、彼女らが自分で出版社にプロフィールと連絡先と写真を送っただけでしたね。今から4年ぐらい前にも、やはり有名ファッション誌の編集部でバイトしている女子大生がいて、「事務所の子と、フリーの子と、ファイリングでは分けていない。美人でも鼻についたりからみづらいと使わないみたい。」と言ってました。未経験でも、読者モデル(本来は、その雑誌の読者層として考えられる模範的なファッションの読者)ぐらいなら、体型や脚の長さと顔立ちのわかりやすい写真を撮って、プロフィール(本名と連絡先と全身のサイズ、靴のサイズまで)、芸歴の有無、熱意を書いて、編集部に送ってみたらいいと思うよ。※書類の送り先は電話で確認しましょう。

さて、後学のために頼んでおいた『朗読劇 PSYCHO-PASS サイコパス 』 のBDがアニメ店長の送り状とともに届きました。(私の中でアニメ店長は『らき☆すた』の熱いイメージです)

PSYC4849.jpg

この黒い冊子は、円盤に収録された恵比寿のイベント(昼の部、夜の部)のシナリオBOOKで、文字を追いながら第一線の声優さんたちのヴォイスアクトを堪能できる、ありがたい一冊です。

PSYC04895.jpg

日本の漫画、アニメやアニソンは、世界中で愛されています。おそらく、キー局の実写ドラマよりも、アニメ、歌番組に流れるJPOPよりもアニソンのほうが世界中に評価されていると思います。なぜなら、違法アップロードの漫画、アニメや、アニソンラジオは海外サイトに翻訳つきでたくさんみられますが、邦画の違法アップロードを私は知りません。最近の邦画やTVドラマは、出演者の人気(数字)に頼りすぎて、いろんなしがらみで原作や設定が捻じ曲げられ、別物になってしまいますし、まるで出演者を観にきてというような制作発表です。おそらく大多数の視聴者は、映画鑑賞に毎度お馴染みの美男美女とか求めていません。それに反して、コンテンツに集中できるのが、漫画であり、アニメなのだろう。そしてそれがダイレクトに世界中を刺激して、評価されているのだろうと考えてしまいます。(※ラノベは読んでいないので語れません)

なお、以前、某キー局の番組制作部で、1分ごとの視聴率と裏番組の映像のデータを少しいじっていたことがあるのですが、どこの局も数字が1瞬にわかにあがるときは、たいてい画面に『美味しそうな食べ物』『水着のお姉さん』が映っているときでした。毎分、食べ物と水着と猫とが映っていたら、にわかな数字が取れるような気がしています(笑)

世間話は、書き出したら、止まらないな。。。(苦笑)


最近、うちに来たプロのCMモデルさんに、どんな写真スタジオで撮っているか聞いてみました。
「こじんまりしたスタジオを選んでお願いしています。STAFFが必要最小限で、無駄に高くならない。広告撮影の現場みたいに、少し撮っては、光の当たり方を確認し、あれこれ調整しながら撮ってくれます。」
なるほど。STAFFが多く、設備が派手で、駅前とかで、手ごろな価格帯だと、カメラマン人件費を削らねばなりません。つまり、カメラマンのレベルが下がってしまうからそれを避けているということです。業務拡大とかを声高に叫んで店舗を増やすスタジオさんでは、非常勤のカメラマンでも撮れるように設定が決められてしまいますが、実はそれでは、毎回ドンピシャにきれいな写真にならずに、写真にあたりハズレがでてしまうんです。なぜかって?肌質や色、髪の色艶、服の素材、みんな違うからですよ。習熟すればするほど、敏感になってくるんです。派手なスタジオで白い背景で頼んだら、顔が真っ黒になった経験ありませんか?

本当にうまいプロは、そうならないように、毎回、光の当たり方やカメラの設定を、あれこれ調整しながら撮っています。光の当て方で写真の印象が変わります。いろんな光の当て方をしてバリエーションを増やし、たくさん撮って、その中で、イメージに近い写真を選んで使うのです。「光の当たり方が一定してませんね?」なんて言われたら、「あんたは素人か?選んで使うんだよ。ちょっとしか撮らないお手軽スタジオとは違うんだよ。」と言いたいね(笑)


nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。