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オーディション写真や局アナ就活写真の考え方 [あれこれ]

「有名スタジオより書類の通りがよくなった」とよくいわれます。
さて、どんな風に撮れば書類の通りがよくなるのか?考えてみましょう。
私自身がかつて、デザイン事務所の依頼で2度ほど、
文部科学省のポスターに載せる素人さんを募集してオーディションをした経験から述べます。
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よくある派手な宣材スタジオさんがいう「あなたを魅力的に加工する」「芸能人風に指を立てたり手を髪に添えたり妙なポーズを作って写す」ことはマイナスかもしれません。なぜなら、それでは、あなたが伝わらないではありませんか。実際にアナウンサー試験のエントリーシートでは、小細工が困難な屋外スナップ写真が必要になります。オーディション用のスタジオ写真で何が見たいか考えたら、芸能人風味のポーズ写真はむしろマイナスです。

「ひねりすぎたり、カメラのトリックで体型や顔の形がよくわからない」
「腕や脚の長さがわからない」
「細いのか太いのか」
「添えた手の下に傷があるのかもしれない」
「詐欺写真なのかもしれない」
などいろいろ考えられ、未熟なカメラマンや芸能系写真スタジオがよくやる「ポーズに逃げた写真」はよくありません。ファッション誌の表紙撮影みたいな撮り方では、自己満足な写真にしかなりません。

(YoutubeにCanCamの表紙撮影の動画があって、楽しめたりするのですが、あれは顔のアップ1枚を選ぶだけの「加工と製本を前提とした大掛かりな広告撮影」ですので、オーディション用の宣材写真のスタジオ撮影であれをやろうとしたら、いくらかかるか想像できません。) 
なお、当方ではポスター撮影もしていますが、オーディション用の写真撮影とは、いろいろ違います。

オーディション用の写真撮影で、全身写真の場合は、体操選手みたいな「気をつけの姿勢」か、ホテルマンやアナウンサーのように「足を『レ』の字に配置して立つ姿勢」が一番きれいですし、プロっぽいですし、実際にそういう写真が必ず必要になるので、俳優さんや声優さんを撮る時でも素人を捕る時でも、私は必ず何枚かは撮っています。

モザイクかけましたが、こういう姿勢がオーディション用の写真では理想的で万能です。
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へんにポーズをつけるから、審査側が判断に困って書類が通らなくなるのです。
大事なことは体型がわかりやすい写真であることです。
この画像のようにシンプルでもユニクロやGAPの広告のような写真が当方の写真の特徴で、
どこのスタジオよりも白い背景で、お客様の自然なメジャー感を演出致します。

次の写真は絵づくりのために、やや上から撮っていますが、もう少し下からあおって撮ると脚が長く写ります。

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選ぶ側でみるのは、体型(シルエット)や顔立ちです。
あ、もちろん、ポーズのある宣材写真も撮ります。オーディション用の写真の話です。
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学生時代にアルバイトをしてくれてた、某キー局のアナウンサーさんに、多忙の合間に就活学生のOB訪問をさせて頂いたことがあります。最近久しぶりに業務連絡的なメールを頂きました。お互いに多忙なので毎朝TVに向かって応援してます。
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